「ダレン・シャン 奇怪なサーカス」読了

「ダレン・シャン 奇怪なサーカス」読了


配信にお越し下さった方々、真にありがとうございました



日常という陽だまりを離れ、夜の世界に足を踏み入れたダレン君



彼が観客としてシルク・ドゥ・フリークを眺めていたのも今は昔


こちらが深淵を除くとき深淵もまたこちらを覗くように、舞台と観客席はある日突然入れ替わるもの



そして前日譚の幕引きは新たな物語の幕開けでもある



The show must go on.



彼のこれから進む道、広がる世界、そこでの出会いにどうぞ御期待下さい


以下余談




何度読んでも良い!!!!!(クソデカ声)


初めて読んだ時の読後感ではダレン君の数奇な運命とこれからどうなるんだろうという不安や未知の世界への期待が強かったのですが、今改めて読むと残された人々の思いや心情について感情移入し色々考えてしまいます


愛しの息子、兄を突然失ったシャン家の人々のことを思うと胸が痛い......


闇の世界を生きるということ、"人間ではなくなる"ということの重みをひしひしと感じます



先の展開を知っている分、「後にこうなるアレがここではこうなんだよなぁ......」とか「あぁ、もしここでこうだったら......」みたいに色々と"2周目"的な楽しみを覚えつつ読んでおりました



ぜひ続きは君の目で確かめてくれ!(ファ○通)

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