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～これまでのあらすじ～
オベロ海に浮かぶヴァレリア島では貴族階級のバクラム人、人口の多いガルガスタン人、少数民族のウォルスタ人が覇権を争っていた。
数の上で不利なウォルスタ人はガルガスタン人から民族浄化として非人道的な扱いを受ける。
この状況を打破すべくレジスタンス活動を続けていたウォルスタ人のデニム、カチュア、ヴァイスの3人。
彼らは、自らの家族や同胞を虐殺した暗黒騎士ランスロットの暗殺を計画する。
しかし彼らの前に現れたのは、同じランスロットの名を持つが聖騎士とも称される別の人物であった。
そのランスロット一行の協力を得て、幽閉されていたウォルスタ人指導者のロンウェー公爵救出に成功するデニム達。
その功績から騎士に叙勲されたデニムは『ソソッカ騎士団』を結成する。
ところが、現状のままでは再び戦争で負けるだけだと考えたロンウェー公爵の指示は、敵を装い同胞ウォルスタ人の街を
一つ滅ぼす事で残った物の結束を高めさせろとの内容であった。
そして、ロンウェー公爵はデニムが指示を受け入れない場合は始末する様部下に命じていたのであった。
守ろうとしていた者達からも命を狙われる事になったデニム達の運命はいかに？