【オリ詩】ありがためいわくー/RIKU

【オリ詩】ありがためいわくー/RIKU
A
待ち合わせ場所 実は花屋さんの近く
花束を渡したら その1日はきっと
花束を片手に カバンを片手に
君との距離を 縮める手段が
B
今日もこうしてくだらないことを
S
君の家(いえ)に大きな花束を
なんの理由もなく届けたい
記念日でも誕生日でもなく
いや、忘れっぽい僕だから
A
デートの終わりには いつもカフェ内で
手紙をその場で お互いにこっそり
B
目の前にいるんだから言えば良いのに(笑)
S
君の家(うち)に小さな言の葉を
なんとなくとっておいてくれ
記憶の中にいつまでもある
こう、すれば良いと思うんだ
C
「ありがた迷惑」だなんて
口が裂けても言えないよ
でも、僕にだけ 僕にだけは
ちゃんと言って欲しいんだ
S
君の家(いえ)に大きな花束を
なんの理由もなく届けたい
いつかこれに慣れた頃なら
僕の想いも伝わるのかな
S'
そしてそのありがた迷惑が
いつか冗談になってくれれば

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