taka_add9のプチ音楽講座その16

taka_add9のプチ音楽講座その16

四和音の説明に入る前に、コードについて、もう少し理解を深めておきましょう。

コードは大雑把には「三和音」と「四和音」の2種類に分類されます。
「三和音」は「3つの音で構成されたもの」、
「四和音」は「4つの音で構成されたもの」、
と言うのが一般的な考え方です。

しかし、4つ以上の音で構成されたコードも存在します。
例えば、「C(9)」とか「C(11)」です。
「C(9)」の構成音は「C、E、G、B、D」で5つ、
「C(11)」の構成音は「C、E、G、B、D、F」で6つです。
これらは「テンションコード」と言うのですが「四和音」のグループに分類されます。
「テンションコード」は「四和音」の代表格の「セブンスコード」の発展形と考えられるからです。
「テンションコード」については後々解説します。

ですから「四和音」は「4つ以上の音で構成されている」と言うのが正解かも知れません。

ちなみに「三和音」は「トライアド」、「四和音」は「テトラッド」と言います。

留言